前回どうやって弾速を下げるか考え、ノズルガイドを加工してみることにしました
ただ本当にノズルガイドからエアーを逃がして弾速が下がるか確認してみます
このページのデチューンはフライス盤等の工作機械が必要となります
ヤスリ等で手作業で行いたい場合は⬇️のハイキャパEのデチューンもご覧下さい
ノズルガイドを外す
ノズルガイドを外す為分解していきます
コードカバーを外す為、左右にあるボルト1本づつ外します
引っ掛かりがあったりするので、ゆっくり上に引っ張りあげるとこんな感じでコードカバーが外れます
次に上から見えるボルト2本外します
赤矢印方向にスプリングを前方向に押しながら、黄緑矢印方向にユニットを抜きます
ノズルガイド無しで検証
ノズルガイド無しだと後ろにエアーが漏れまくりそうです
BB弾が飛ぶのか心配なくらいですw
とりあえずノズルガイド無しでスプリングだけで撃ってみます
なんとか出ました。12.63m/sですw
激遅ですね
一応ノズルガイドからエアーを逃がせば弾速は下がるのは間違いなさそうです
完成イメージ
ノズルガイドの完成イメージですが、出来るならばノズルガイドを取り外ししなくても10禁⇔18禁出来るようにしたいです
上の3D画像は大体です。あまり正確ではありません
いろいろ考えた結果、前から真ん中に穴を空けます
外形がΦ4mmなのでΦ2mmくらいですかね(これがよくなかった)
深さは15mm～20mm
側面にM3ネジを深さ3mmで2箇所空けます(3箇所でも4箇所でもよいです）
このM3ネジをスクリュープラグで全部埋めればエアー漏れが無くなり18禁になるはずです
そこから狙いの弾速になるようにスクリュープラグをひとつずつ外していきます
1、2個外した時に10禁の上限くらいになると調度いいんですが…
理想はこんな感じですがそんなに上手くいくのか?
ノズルガイド加工
加工はフライス盤で行います
Ｖブロックで挟み、中心出ししてセンターを加工後Φ2mmドリルを入れます
ここで問題が発生しました
Oリングが入っていた溝の径を測って無かったんですが、どうやらΦ2mmに近い径だったようです
頭が取れてしまいOリングが固定出来なくなりました
Oリングが固定されていないと動きが悪くなったり、どこかに引っ掛かって動かなくなったりしそうです
多少短くなってもデチューン自体には問題無いので、このまま続けますが10禁専用になるかもしれません
頭の余分な部分はやすりで平らにし、その後タップを空けて完成です（上の図は完成品とはタップ部の寸法が違います）
組み込んで試射
まずはスクリュープラグ2個締め込んで、Oリングを入れて測定しました
56.09m/sです
ノズルガイドが短くなったせいか、Oリングが固定されていないせいか分かりませんが元の数値90m/sから大分下がっています
動きもなんとなくおかしい気がします
よく考えたらこのOリング溝に入ってないので外形がノーマルの時より大きいですね
使える弾速でもないのでOリングは無しにします
最初にスクリュープラグを2つ締めて撃ってみます
52.5ｍ/ｓとなり、まあまあいい速度になってる気がします
スクリュープラグを抜いていけばいけそうな気がしますね
次にスクリュープラグ1つ外して撃っていきます
なんと丁度いい速度にいきました
思ったより苦労せず狙いの速度が出ました
一応2個外した場合の速度を測っておきます
42.98ｍ/ｓちょっと低いですが絶対に弾速チェックを通したい時は2個外しが良さそうです
電動ハンドガン 10禁化 まとめ
今回電動ハンドガン HK45の10禁化をしてみましたが、思っていたより苦労せず出来ました
急いで作ったので穴が中心に無かったり、ネジ穴がイマイチだったり、そもそも見た目が悪いですが使えるのでまぁ良しとしましょう
今回の加工はフライス盤等が無いと出来ません
ただノズルガイドからエアーを適度に逃がせればいいだけなので、Oリングを外してノズルガイドの外周にヤスリでDカットみたいなのをつければ結構簡単に弾速は下がると思います
そんなに高い部品ではないので是非チャレンジしてみて下さい
10禁サバゲで使用し感じたメリットです
- ホップの調整が出来るので変な弾道にならない
- 18禁だけあり動きが超安定
- 10禁ハンドガンには無い、100連マガジンが使える
- 充電池なので経済的
次にデメリットですが….特に思い付かないです
今後リポ化やFET取り付けをやれば、連射サイクルも上がるしレスポンスも良くなるでしょう
そうなれば余裕でメインの武器としてやっていけそうです(私の行っているサバゲ場限定)
次のサバゲまでに次の改造を終わらせねば(; ᐛ )ｱｾｱｾ
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